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馬場家住宅の写真

ごあいさつ

   長野県松本市にある馬場家住宅は、江戸時代後期のこの地に成立した本棟造と呼ばれる特徴的な建造物を有しており、平成8年には、主屋などが国の重要文化財に指定されました。また、馬場家住宅は、江戸から明治期にかけての歴史文化等に関する資料も多数所蔵しています。
   名古屋大学は、このような多数の貴重な遺産を現在まで維持管理されてきた馬場家の皆様に敬意を表しつつ、それらの遺産を基にした研究を展開すべく、その研究拠点として、平成24年10月に当センターを設置しました。また平成25年3月には、松本市教育委員会とセンターとの間で文化・学術活動と地域貢献に係る連携に関する覚書を取り交わしました。
   センターは、学内関連部局、他大学等と連携・協力して、地理、歴史、教育、民俗、建築という複数分野の教員による総合的な地域研究の可能性を示すため、特に、馬場家住宅だけでなく、松本・中信地域に関する地域研究を推進しております。そして、その成果を地域に還元するため、松本市と連携して、遺産をテーマとした市民向け公開講座を毎年、松本にて開催し、文化・学術活動の面での地域貢献を進めています。

重要文化財馬場家住宅研究センター長   木俣元一

新着情報

重要文化財馬場家住宅研究センターの閉鎖について

   名古屋大学重要文化財馬場家住宅研究センターは、2012年10月の設立から4年半となり、設立当初に示された設置期限を迎えました。この間、2013年3月に松本市教育委員会と当センターとの間で締結した文化・学術活動及び地域貢献に係る連携に関する覚書は、2015年3月に2年間の延長をおこない、また、馬場家の皆様のご協力による馬場家文書の解読も進み、重要文化財馬場家住宅をはじめ松本・中信地域の遺産に着目した研究は、これまでの報告書で示したきたとおり、大きな進展を見せました。また、これらの概要は、当ホームページでも別途示している通りです。
   そして、この間の活動は、設置目的を十分に果たしたという判断の下、当センターは2017年3月31日をもちまして解散となります。今年度のみならず、当センターの設立から、様々な活動にご協力を賜りました馬場太郎氏をはじめとする馬場家の皆さま、公開講座などを共催、協力していただきました松本市教育委員会と松本市立博物館、そのほか、多くの方々に厚く御礼申し上げます。当センターは解散となりますが、センターが培った研究の蓄積が消えるものではなく、今後は、所属教員がそれぞれの研究の中で発展させる所存であります。

2017年3月
名古屋大学重要文化財馬場家住宅研究センター
副センター長 西澤泰彦